Project Liquidへようこそ
クラウドネイティブでシンプルなエッジアプリケーションマネージメント基盤
コンセプト
世の中に存在する様々な「モノ」がつながるIoT時代において、エッジコンピューティングは、ビジネス環境を実現する要として実 用段階に入りました。世界中のあらゆる場所、例えば街中やオフィスには、膨大な数のセンサーやデバイスが設置されています。こ れらのエッジデバイスによる大規模なトランザクションが発生する時代には、エッジコンピューティング技術が必要不可欠です。 しかし、その導入や運用には共通した課題があります。
例えば、数多くのエッジデバイスを、短時間で、一元的にオンボードする方法はあるでしょうか。エッジデバイス上のアプリケーションを、セキュアな方法で、数クリックで誰もが簡単に更新できる方法はあるでしょうか。デバイスやアプリケーションの状況は、どのように監視するのがよいでしょうか。スケーラビリティと迅速性を兼ね備えた、新しいエッジマネジメントプラットフォームが求められます。
Project Liquidは、そのような課題を解決するために生まれました。アプリケーション開発者、ハードウェアデバイス製造者、オープンソース・コミュニティ、そして、全てのエンタープライズの皆様へ、効率的で革新的なエッジマネージメント環境をご提供します。
AI、IoT、セキュリティをはじめとしたユースケースに最適
AIユースケース
- 危険作業工程を学習させた動画解析アプリケーションを、工場や作業現 場等に配信することで、人為事故を 未然に防止します。
- 学習モデルの更新に伴う、エッジアプ リケーションのアップデートも迅速に 行います。
IoTユースケース
- センサーデータを取得するIoTアプリ ケーションを工場に導入することで、 工場環境や製造ラインの状況などが 一目瞭然となります。
- エッジデバイスやエッジアプリケーシ ョンを利用することで、遅延や帯域を 気にすることなく、取得データをロー カル拠点で解析できます。
セキュリティユースケース
- サイバー攻撃検知・防御アプリケーシ ョンを、オフィスや宅内へ配信するこ とで、ウイルスや不正攻撃をリアルタ イムで検知・防御します。
- 特定エッジ拠点で検知した攻撃情報 をもとに、そのほかのエッジ拠点でも 検知・防御を実現します。
Liquidプラットフォーム
Liquidプラットフォームは、エッジOS、ハードウェア、コントローラーをシームレスにつなぎ、エッジアプリケーションの導入、およ び、運用管理に革新をもたらします。単一のプラットフォームであらゆるオペレーションを可能にし、AI、IoT、セキュリティなどの アプリケーション種別を問わずに、様々なエッジ環境を一元的に構築・管理します。
Edge Devices
デバイス管理、監視およびプロビジョニング
新規環境の構築を迅速に行い、エッジ環境に最適なインフラストラクチャを構築
- LiquidエッジOSがあらかじめインストールされたデバイスをお客様宅内へ送付
- デバイスの電源投入とイーサーネットケーブル接続のみで、デバイスを瞬時にオンボード
- エッジ環境のモニタリングおよびヘルスチェック
- デバイス故障の特定とリプレース
Edge Applications
アプリケーションのコンテナ化とエッジへの配信
任意のアプリケーションをシンプルな手順でコンテナ化し、エッジデバイスへ配信
- コンテナ設定ファイルをウェブインターフェース上で作成・編集し、アプリ ケーションをコンテナライズ
- 直感的なウェブインターフェースで、エッジデバイスにアプリケーションを 素早くデプロイ
- デプロイしたアプリケーションの監視・更新・削除を実施
Edge Operations
アプリケーションの運用 およびユーザ権限の管理
エッジデバイスおよびアプリケーションのライフサイクルマネジメントを支援
- DevOpsに対応したライフサイクルフローで、アプリケーションを活用したサービスの導入から、導入後の運用・削除までを一元管理
- あらゆるオペレーションをAPI経由で一括実施
- SaaSベースのサービス契約とライフサイクル管理の一元化で、サービス 初期導入費用およびランニング費用を低減
革新的なアプリケーションプラットフォームの創造に参加しませんか?
Project Liquidでは、2019年1月から開始予定のベータプログラムへご参加いただけるパートナー(アプリケーション開発者やITサービス提供者)を募集しております。